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事業計画

【初心者向け】福岡市で事業企画を立てる前に知っておきたい基本用語

2025年05月28日

「事業企画を立てたいけど、専門用語が難しくてつまずく…」
「補助金や融資の書類でよく出てくる言葉の意味がわからない」

そんな起業初心者・創業準備中の方に向けて、今回は**福岡市で事業を始める前に知っておきたい「基本用語」**を、わかりやすく解説します。

事業企画書や補助金申請、金融機関とのやり取りでも必ず出てくる言葉ばかり。今のうちに押さえておきましょう!


1. 事業企画に関する用語

● 事業コンセプト

「どんな目的で、誰に、何を提供するか」というビジネスの核となる考え方
例:「高齢者向けの配食サービスを通じて、地域の孤食をなくす」

● ターゲット(ターゲット層)

自分のビジネスが「誰に向けて提供されるのか」を明確にすること。
福岡市では「子育て世代」「高齢者」「観光客」「外国人」などの層に着目した企画が多い。

● USP(Unique Selling Proposition)

競合他社にはない、自社独自の「強み」や「売り」のこと。
例:「地元農家の食材を使った無添加の弁当」など。


2. 補助金・融資で出てくる基本用語

● 補助対象経費

補助金でカバーできる費用のこと。
例:設備投資費、広告宣伝費、人件費(※対象外の場合も多い)など。

● 自己負担(自己資金)

補助金だけで全額賄えるわけではなく、自ら支出しなければならない費用。
例:補助率2/3の場合、残り1/3は自分で用意する必要あり。

● 補助率・補助上限額

補助率=経費に対してどの割合が補助されるか(例:2/3)
補助上限額=もらえる金額の最大値(例:50万円)

● 計画書/事業計画書

自分のビジネスについて「目的・内容・収支見込み」などを記載した書類。
補助金や金融機関の審査で最も重要な資料のひとつ。


3. 金融機関とのやり取りでよく出る言葉

● 創業融資

起業・創業の際に使える融資制度。福岡では日本政策金融公庫福岡信用保証協会の支援制度が主流。

● キャッシュフロー

お金の出入り(流れ)のこと。黒字でもキャッシュフローが悪ければ経営は苦しくなる。

● 売上高/利益

  • 売上高=商品の販売・サービス提供によって得た総額
  • 利益=売上からコストを引いた残り(「粗利益」「営業利益」などに分類される)

4. 福岡市の支援制度関連用語

● スタートアップカフェ

福岡市が運営する起業相談拠点(今泉・TSUTAYA内)。事業計画や補助金申請の無料相談が可能。

● FGN(Fukuoka Growth Next)

福岡市中心部にあるスタートアップ支援施設。コワーキングスペース、アクセラレーションプログラムなどを提供。

● 創業支援等事業計画

市区町村が策定した「創業支援体制」を明示する文書。これに基づき創業支援セミナーや支援機関が運営されている。

創業計画を成功させる!福岡市の起業支援制度と事業企画の立て方

2025年05月26日

「福岡市で起業したいけど、どこから始めればいいのかわからない」
「創業補助金って実際どうやって使うの?」
そんな不安や疑問をお持ちの方に向けて、今回は福岡市の起業支援制度の活用法と、支援を前提とした事業企画の立て方を、初心者にもわかりやすく解説します。


1. 福岡市が“起業にやさしい都市”と呼ばれる理由

福岡市は、国の「スタートアップ都市構想」の指定を受け、行政が起業支援に積極的に取り組んでいる全国有数の都市です。

主な支援環境:

  • Fukuoka Growth Next(フクオカ・グロース・ネクスト):市が運営する起業支援拠点
  • スタートアップカフェ(TSUTAYA内):創業相談、専門家アドバイスが無料
  • 各種補助金や融資制度:起業初期の資金負担を軽減

💡 起業をゼロから支援する「ハード+ソフトの両面体制」が整っているのが特徴です。


2. 福岡市の起業支援制度を知ろう

創業計画の立案にあたり、まずチェックすべきなのが活用できる制度です。これらを把握したうえで計画を立てると、補助金採択率や事業の実現性がグッと上がります。

代表的な起業支援制度(2025年時点):

制度名概要対象・条件
創業支援補助金設備・広告費などに対して補助開業5年未満/計画の実現性が高いこと
若者起業チャレンジ助成金39歳以下の若手起業家を支援学生・社会人どちらも対象
日本政策金融公庫・福岡信用保証協会の創業融資無担保・無保証人で借りられる融資制度事業計画が明確であること
スタートアップカフェ福岡起業準備から相談できる常設拠点予約不要・無料で利用可能

✅ 「自分のビジネスはどの制度に当てはまるか?」を確認することが、最初の一歩です。


3. 支援制度を活かす事業企画の立て方

① 起業の「目的」と「ビジョン」を明確にする

例)なぜ自分がやるのか/誰のために何を提供するのか

② ターゲット顧客を具体的に描く

地域住民/観光客/高齢者/働くママなど、支援制度と関連する対象を意識

③ 補助対象経費に合わせて計画を立てる

制度ごとに「対象になる経費/ならない経費」が異なるため、初期費用の使い道を最初から調整

④ 収益モデルと事業の持続性を見せる

制度は「一時的な支援」。その後、自走できる収益設計があることを示すのが重要


4. 成功事例に学ぶ!福岡での創業パターン

● 事例①:地域密着型の高齢者向けデリバリー弁当サービス

→ 創業支援補助金+地域包括支援センターとの連携で実現

● 事例②:観光×サステナビリティをテーマにした体験型ゲストハウス

→ 若者起業チャレンジ助成金+観光庁の補助金で開業

● 事例③:育児世代のための在宅ワーク支援プラットフォーム

→ 福岡市スタートアップカフェで事業ブラッシュアップ → 日本政策金融公庫から創業融資

福岡で地域課題をビジネスに変える!社会課題解決型の事業企画術

2025年05月25日

持続可能な地域づくりと、利益の両立。
いま「社会課題をビジネスで解決する」という発想が、福岡市でも注目を集めています。

本記事では、福岡市における地域課題を起点にした事業企画の立て方や、社会課題解決型ビジネス(ソーシャルビジネス)の考え方を、実例とともにわかりやすく解説します。


1. 福岡市が抱える地域課題とは?

地域の「困りごと」こそ、ビジネスのタネです。福岡市でも、以下のような地域課題が浮き彫りになっています。

主な社会・地域課題

  • 高齢化の進行と地域交通の弱体化
  • 空き家・空き店舗の増加
  • 子育て支援・待機児童問題
  • 観光と地域経済の持続性
  • 地域コミュニティの希薄化

💡 課題=ニーズ。 つまり、誰かが「不便・困った」と感じていることは、事業のチャンスになります。


2. 社会課題解決型ビジネスとは?

利益追求だけでなく、「社会的な価値」を同時に創出するビジネスモデルを指します。これはいわゆるCSR(企業の社会的責任)とは異なり、課題解決そのものが収益源となる構造を持つことがポイントです。

具体例(福岡市内での実践)

  • 移動スーパー:交通弱者向けサービスで収益化
  • 子ども食堂×地域農家の連携:フードロス削減と子育て支援
  • 空き家×ゲストハウス:観光促進と地域資産の再活用

3. 課題解決型の事業企画ステップ

① 地域課題を可視化する

→ 市の公開資料(地域福祉計画、人口統計、商店街活性化策など)を活用

② “困っている人”の声を拾う

→ 直接ヒアリング、地域のNPOや自治会との対話がカギ

③ ビジネスとしての収益性を設計

→ 「誰が対価を払うか」「継続的に利益を出せるか」を考える

④ 行政支援・補助制度を活用する

→ 福岡市や福岡県の社会的起業・地域づくり支援制度を活用することで、初期コストを抑え、実行力を高められます


4. 福岡市の支援制度で事業の実現性を高める

福岡市では、地域課題解決に取り組む事業に対し、以下のような制度が用意されています。

利用できる支援制度(一部抜粋):

  • 社会的起業支援補助金(新しい地域課題解決型事業に対する支援)
  • 空き家活用補助制度
  • 地域コミュニティ再生支援
  • スタートアップカフェでの無料相談・専門家マッチング

✅ 補助金は「アイデアの実現力を高める後押し」として活用すべき。


5. 地域課題から始める事業は、持続可能な未来への一歩

社会課題をビジネスで解決することは、単なる“善意”ではなく、**「持続可能な経営戦略」にもつながります。
特に福岡のような、人口増加と高齢化が同時進行する都市では、
「生活に根ざした価値提供」**が、他社との差別化にもなります。

福岡市早良区の経営コンサルティング会社【TYコンサルティング】。経営をあきらめない中小企業・個人事業者専門コンサルティング

ゼロから始める事業計画|福岡市で実践するための具体例つき

2025年05月19日

「これから福岡市で事業を始めたいけど、どうやって事業計画を立てればいいのか分からない…」
「ゼロからのスタートでも成功するために、実際にどう動けばいいのか知りたい」

そんな悩みを抱えるあなたへ。
この記事では、福岡市で事業をゼロから始めるための具体的な事業計画の立て方を、実践的なステップとともに解説します。


ステップ①:市場調査をしっかりと行う

福岡市の市場特性を把握する

事業計画を作成するためには、市場調査が欠かせません。福岡市は、商業の中心地である博多や天神を中心に、多様な顧客層が存在します。市場調査はこの地域特性を反映させることが重要です。

例えば、福岡市内で増えている需要には以下のものがあります:

  • 観光業:外国人観光客の回復と地元住民向け観光コンテンツの需要増加
  • 高齢化社会:高齢者向けのヘルスケアや移動支援サービス
  • IT・デジタル化:企業向けのクラウドサービスやITサポート

市場調査の方法

  • 福岡市の統計データ:福岡市の人口動態や経済データを確認
  • 競合調査:同じエリアで同じサービスを提供している競合を調べる
  • 地域住民やターゲット層の声:SNSやインタビューでニーズを直接把握

👉 成功のコツ:実際に福岡市内の商業施設や商店街を訪れ、現地の声を聴くことが非常に効果的です。


ステップ②:ターゲット顧客を明確にする

事業を進める上で最も重要なのは、「誰に向けてサービスを提供するか」です。
福岡市では、特に以下の層が注目されています:

  • 若年層(20~40代):IT関連商品、ファッション、グルメ、エンタメ系のサービス
  • 高齢者層:健康管理、介護、移動支援サービス
  • 観光客:特に海外からの観光客向けに地元文化や特産物を提供するサービス

具体的なターゲット例

  • 飲食業:天神近辺で働くビジネスマン向けのランチ営業
  • 介護業界:西区や早良区の高齢者層向け、移動支援サービス
  • 観光業:観光客向けの体験型ツアー(博多の街歩き)

👉 成功のコツ:ターゲット顧客の「痛み(ニーズ)」と「欲求」にしっかりと焦点を当てて事業を設計しましょう。


ステップ③:ビジネスモデルを決める

ゼロから事業計画を立てる際に、どのビジネスモデルを選ぶかは非常に重要です。
福岡市では、以下のビジネスモデルが成功しやすいです:

1. サブスクリプション型(月額課金)

特に飲食店やサービス業で人気。例えば、ランチの定期便や地域密着型の会員制サービス。

2. BtoB(企業向け)

福岡市内の中小企業をターゲットにしたITサポートやオフィス機器のリースなど。

3. BtoC(消費者向け)

個人向けの健康管理アプリや観光ガイドサービス。

具体例:福岡の飲食業

  • 店舗型レストラン:美味しい博多料理を提供し、地元や観光客向けに特化
  • テイクアウト専門店:博多ラーメンや明太子を手軽にテイクアウトできるモデル

👉 成功のコツ:収益を得る流れを「単発 vs 定期」「オンライン vs オフライン」などで分けて考えましょう。


ステップ④:資金調達と実行計画を練る

福岡市では、起業支援を受けるための補助金や融資制度が充実しています。

利用できる支援制度

  • 創業促進補助金:新規事業を立ち上げるための補助金(最大100万円)
  • 日本政策金融公庫の創業融資:無担保で低金利で資金調達
  • IT導入補助金:ITツールやシステム導入に使える補助金

資金調達方法

  1. 自己資金(個人貯金など)
  2. 親族・知人からの借入
  3. 補助金・融資を活用

実行計画の立て方

  • 初期投資額:設備や材料の購入費、店舗の賃貸費用
  • 収益計画:月ごとの売上目標、利益目標
  • 実施スケジュール:3ヶ月、6ヶ月、1年単位で目標設定

👉 成功のコツ:資金計画は現実的に、できるだけ細かく設定して無理なく実行できるようにしましょう。


ステップ⑤:マーケティング戦略を練る

事業が成功するためには、適切なマーケティング戦略が必要です。福岡市では、特にSNSを使ったマーケティングが強力です。

福岡で有効なマーケティング手法

  • SNS広告(Instagram、Facebook、LINEなど)
  • 地域密着型のイベントやキャンペーン
  • SEOやGoogle広告を使った地域ターゲティング

具体的なマーケティング事例

  • 飲食店:SNSで「福岡限定メニュー」のキャンペーン
  • 観光サービス:YouTubeで観光スポット紹介の動画を配信

👉 成功のコツ:SNSは写真や動画が重要。視覚的に魅力的なコンテンツを作りましょう。


まとめ:ゼロからの事業計画は地域に根差してこそ成功する

ゼロから事業を立ち上げるには、市場調査から資金調達、実行計画までを丁寧に組み立てていく必要があります。
福岡市は、多様な市場ニーズと豊富な支援制度を活用できる強力な立地です。自分のビジネスが地域に必要とされているかをよく見極め、成功のステップを踏んでいきましょう。

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